
皆さんはモーニングルーティンやナイトルーティンなど決めてらっしゃいますか?
YouTubeなどを見ても、○○のモーニングルーティンやスキンケアルーティンなど、色々な動画がありますよね。
動画はたくさんあっても、ルーティンをしっかり出来ている方はどれ位いるでしょうか?
30代の私も色々なルーティンを試して、数日は続いても習慣化や継続というのは出来ていないものがほとんどです。
では、どうして続かないのか?
どうしたら続くのか?
あなたに合ったルーティンとは何か?
ということについて考えていきましょう。
ルーティンとは?

そもそもルーティンとはなんでしょうか?
プロのスポーツ選手が試合に入る前や試合の途中に一定のルーティンをこなすことがあります。
元メジャーリーガーのイチロー選手のルーティンも有名ですね。
ルーティンというのは、「決まった手順」「日課」ということです。
プロのスポーツ選手でなくても、
- 朝起きて、服を着替えて、顔を洗って・・・
というのもルーティンですし、
- 職場に行ったら、パソコンを立ち上げてメールをチェックして・・・
- お風呂上がりに化粧水を付けて乳液を付けて・・・
- ご飯を食べる時に、まずは汁物から食べて・・・
というのもルーティンです。
毎日の生活の中で、無意識にルーティン化している行動は多いのではないでしょうか?
ここからの話では、「こんなルーティンが良い」とか「偉大な人のルーティンはこうだ!」と言う話はほとんど出てきません。
なぜなら、人それぞれ目的や目標が違うからです。
「早起き」という新しいルーティンを身につけたい人もいれば、「今やっていることをルーティン化して半自動化したい」という人もいると思います。
正直な話、こういうルーティンが良い「だろう」というのはあっても、それが全人類に当てはまるとは限りませんし、実際にそれが良いか悪いか、合うか合わないかはやってみないと分かりません。
そのことをご理解の上、読み進めて下さいね。
ルーティンが決まるとどんな良いことがあるの?

では、この『ルーティン』があるとどんな良いことがあるのでしょうか?
それは『悩まなくても良い』ということです。
例えば、仕事をする時に「どの仕事から手を着けよう?」などと考えたとしましょう。
この時に、まず、悩む時間がもったいないです。
さらに、人間というのは「選択する時」にも「意思」のエネルギーを使うので、仕事自体よりも仕事を選ぶことでエネルギーを使うことになってしまいます。
「選択すること」に時間やエネルギーを使うよりも、予め、「Aの仕事を最初にやって次はBの仕事」などのように決めておいた方が良いということはおわかり頂けると思います。
他にも、一連の行動をルーティン化することで、一番最初の行動をするだけで、決めた行動を最後までやり遂げることになるわけです。
「全部やる」と意気込むのでは無く「一番最初の部分だけ」やれば、残りの部分も自動的にやることになるので、「面倒だなぁ」と思うことが減ってくれるのです。
30代でルーティンが決まり、仕事が楽になった

さて、ここで仕事の順番をルーティン化することで気持ちも楽になり、仕事の効率が上がったと言う話をしていきましょう。
私自身、以前は「仕事のルーティン化」と言うことをほとんどしていませんでした。
山積みになっている仕事を、その場その場でやりくりしていたわけです。
一々「どの仕事をやるのか」を決めなければならず、その度に「この仕事の期限は?」「どれ位の時間が掛かる?」「今日中に終わるのか?」などといったことを、思い出したり、考えたりしないといけなかったのです。
そんな仕事の仕方をしていたらどうなったかというと、夕方にはぐったりしてしまい、毎日疲労困憊になっていました。
しかし、仕事の手順を決めルーティン化をしたことで、大きな変化を得ることが出来ました。
どの仕事をどんな順番でやるのかを、予め決めることで、悩む時間が減り、仕事自体に費やすエネルギーが増したため、とても効率良く仕事が出来るようになりました。
このことは別に30代だから出来たというわけでも無く、30代でないとできないというわけでもありません。
どんな世代でも出来る事です。
もっと早くこの方法を知っていれば、勉強も仕事もプライベートももっと充実させることが出来ていたのでは無いかと思います。
ルーティンに出来ない原因

とはいえ、「ルーティンにできない」とお悩みの方も多いのではないでしょう?
- 朝起きてから運動するルーティンを作りたいけど出来ない
- 寝る前のルーティンを決めたけど、実行出来ない
など、私も悩んでいました。
ルーティンにできない理由というのは人それぞれあると思いますが、いくつか取り上げてみましょう。
恐らく、皆さん聞いたり見たりしたことがあると思います。
ルーティン化したいことが多すぎる
スタートの時点でやることが多いと、それだけでやる気はそがれてしまいます。
今まで仕事に出掛ける時間ギリギリまで寝ていた人が、
いつもより1時間早く起きて、日の光を浴びて、朝ご飯をしっかり食べて、健康の為に一駅分歩いて、、、
なんて、いきなりやろうとして、出来ると思いますか?
数日はできても、継続は難しいと思います。
ルーティン化して身につけたいことは1つか2つ位からスタートするのがよいでしょう。
身につけたいルーティンが大きすぎる

先ほどの多すぎるに似ていますが、大きすぎるルーティンも身につけにくい、実行しにくくなります。
朝起きるということで言うと、いきなり1時間、2時間早く起きるというのは無謀以外の何者でもありません。
もちろん、「仕事上どうしてもそうしないといけない」など、強制力が働いているのであれば話は別です。
では、大きすぎる時はどうすれば良いかというと、「小さい所から実行する」のが良いです。
いきなり1時間では無く、まずは5分、10分。早くする。と言ったところから始めましょう。
ルーティンを身につけたい時は、小さいことから少なくはじめていきましょう。
ルーティンを決める前にすべきこと

実は、「小さいことから少なく」始めていくとしても、出来ない事が多々あります。
毎朝5分早く起きるというのも、実際にやってみるとできなかったりします。
ここに落とし穴があります。
多くの人は、この落とし穴にはまってしまっていることに気がついていません。
それは、「何故やるのか?」という点です。
言い換えると「目標、目的が」ぼやけてしまっているから出来ないのです。
例えば、ダイエットをしたい女性が、運動を習慣化、ルーティン化しようとしています。
小さいことから始めると言うことで、5分の散歩をしようとしたとします。
毎日続くでしょうか?
続くかもしれませんし、続かないかもしれません。
では、3ヶ月後に結婚式、披露宴を控えた花嫁がダイエットを頑張ろうと言うことで、毎日10分のジョギングを始めたとします。
毎日続くでしょうか?
恐らく、続くでしょう。
同じダイエットでも二つの例では『ダイエットの目的』が違うのです。
「何となくダイエット」と「結婚式に向けてダイエット」では明らかにモチベーションが違います。
大切なのは、「なぜやるのか?」なのです。
「何故やるのか?」「何のためにやるのか?」が明確に決めることが出来ないまま、行動を始めたとしても頓挫する可能性が非常に大きいです。
あなたが「習慣化」「ルーティン化」したいのはどんなことでしょうか?
何故したいのでしょうか?
それをすることで、どんな良いことがありますか?
一度考えてみましょう。
30代に必要なルーティンとは?
では、いよいよ「30代になった時に必要なルーティンとは何か?」と言う話をしていきましょう。
もしかしたら、既に、その答えに気付いている人がいるかも知れません。
「30代で必要なルーティーン」は何か?という答えというのは「ルーティン化するためのルーティン」です。
どういうことか分かりませんよね?
30代だからといって、やったら良いルーティンに、万人に共通するルーティンはないのです。
夜に仕事がある人が、早起きに関するルーティンを身につけようとしても難しいです。
スポーツ選手とサラリーマンが全く同じ、運動に関するルーティンを身につけることもないでしょう。
人それぞれ、状況や状態が違うので、人と同じルーティンをしても良いか悪いかは分かりません。
より正確に言うと、やってみないと分からないのです。
Aさんにとっては良いルーティンでも、Bさんにとっては悪いルーティンかもしれません。
だからこそ、「自分に合ったルーティンを身につけるためのルーティン」を身につけるのが良いのです。
自分のパターンを認識して、「こうやったら上手くいく」「こうやったら上手くいかない」という法則が分かれば、身につけようと思ったルーティンを身につけるのが簡単になります。
ルーティンを身につけるためのルーティンを効率的に学ぶ方法

では、どうすればルーティンを身につけるためのルーティンが身につくのかというと、
まずは、何のためにそのルーティンを身につけたいのかを明確にすること。
そして、記録を付けることです。
人間は忘れっぽい生物なので、ダイエットのルーティンを始めたとしても、記録を付けないと「何が良くて、何が良くなかったのか」を忘れてしまうのです。
点数を付けるだけでも全然違いますので、「Aをやったら5点になった」「Bをやったら3点だった」といった風にやったことと、その結果をしっかり記録を付けるのが大事です。
どんな目標を持って「ルーティン探し」をするかにもよりますが、YouTubeで検索したりすれば簡単に見つかります。
「仕事」「健康」「美容」・・・
調べた方法を試してみて上手くいけば〇。上手くいかなければ改善すれば良いだけです。
是非、皆さんも自分の行動を記録して、何が良かったのか、何が良くなかったのかを「見える化」していきましょう。
まとめ
ここまで30代のルーティンについてお話してきました。
それぞれの状況が違うので、コレが良い!という特定のルーティンはありません。
一つずつ自分で試していくしかないのです。
その際の大事なのは、「何のためにやるのか?」ということです。
何となく始めても「やりきる」のは難しいでしょう。
目的を明確化しましょう。
そして、しっかりを記録を付けることで、振り返りが出来るようになり、行動を改善していくことが出来ます。
私の師匠の言葉を皆さんにもお伝え致します。
「行動すれば、成長か成功しかない。
上手くいかなかったとしても、失敗では無く成長がある」
どんなことにも「学び」が確実にあります。
30代のルーティン、皆さんにあったルーティンを見つけて、身につけられることを楽しみにしています!